娘のダニによる喘息発作の体験

娘は生まれてからすぐに乳児湿疹がひどくて顔中が真っ赤になるほどでした。小児科ではすぐにアトピー性皮膚炎やアレルギーの問題がある可能性が強いことを指摘されていました。生後半年ぐらいからアトピーはいよいよ悪化してきて顔や首、胸やお腹の一部にも赤いブツブツがたくさんでき始め、本人もかゆがって本当にかわいそうでした。

 

 

このように赤ちゃんの時からずっとアレルギーに悩まされてきたのですが1歳を過ぎる頃には、このアトピーもずいぶん改善されてきてホッとしていたのです。

 

しかし2歳ぐらいの時に、風邪がすごく長引いて咳き込みが激しく、咳止めを飲ませても苦しそうにしていてなかなか風邪が治らないと不思議に思っていたら、なんと小児科では今度は喘息との診断を受けたのです。アトピーがマシになってきたと思ったら、今度は喘息。何がアレルゲンになっているかを早速調べるために血液検査をしてもらい、パッチテストも行いました。

 

すると見事にダニ、花粉、小麦、卵、鶏肉などなど多くのアレルゲンに反応することがわかったのです。特にダニへのアレルギー反応がキツいことがわかりました。食べ物に関するアレルギーはそれを食べさせないようにすれば良いだけですが、困ったのはダニと花粉でした。特にダニは布団や畳、カーペットに繁殖しているので、ダニを撲滅することは本当に難しいのです。

 

とりあえずは娘が使っている寝具にはダニがマットレスから出てこられないミクロンの生地を使ったマットレスカバーですっぽりと覆って使うことにしました。布団カバーも、同じダニ用のカバーを購入、もちろん枕も同じものを購入しました。

 

そして毎日、欠かさず掃除機で隅々まで掃除をすることが習慣となりました。これだけでもずいぶん喘息の発作が起きる回数は減りましたので効果が現れて本当によかったです。さらに、空気が乾燥しがちな冬にはダニの死骸やフンなども巻き上げられて空気中に拡散する可能性が高いので、空気清浄機をリビング、ダイニング、子供部屋などに全て設置して対応しました。空気清浄機も空気中に漂うホコリやダニの死骸、花粉などをしっかり吸い込んで浄化してくれるようで、一年に1、2度の喘息発作までに抑えることができました。

 

3歳になり幼稚園に通いはじめた娘は、赤ちゃん期よりもずいぶん免疫力も高まり、体力もついてきたので風邪もめったに引くことがなくなり、それに伴い喘息もほぼしっかりコントロールすることができています。